【鳴き声】猫が「クルル」と鳴くのはなぜ?

2021-09-28

猫を飼っている人、または飼っていない人でも、猫の動画を見たときなどに「クルル」のように鳴いているのを聞いたことがあるかもしれません。猫が喉を鳴らす音で、高めの音が「クルル」「クルルルル」「プルルルル」「ルルル」と表現されることが多くあります。この鳴き声を出すとき、猫はどのような気持ちなのかをまとめて紹介していきます。

楽しい時

猫が「ククル」と鳴き声を出すときは、テンションが高く気分が良い時の場合が多いといわれています。確かに猫は気分が良い時、高めの鳴き声を出したり、ゴロゴロと喉を鳴らしたりするので、その2つが合わさった「クルル」が聞こえたら、猫の気分が良いことは間違いなさそうです。

例えば、おもちゃで一緒に遊んでいるときに、走ったり飛び跳ねたりするときに「クルル」と鳴らすことがあります。この場合は、楽しいからもっと遊んでという意味になるので、引き続き遊んであげると仲良くなれるかもしれません。

甘えたい時

「クルル」という鳴き声は、子猫と母猫のコミュニケーションのために使われることが多いことで知られており、子猫が母親に甘えるように、飼い主に甘えているという解釈もできます。大人の猫でも、エサをくれたり、世話をしてくれる飼い主には子供のように甘えたいのかもしれません。

困った時

窓の外に興味がわくものがあったので目で追っていたけど、見えない角度に行ってしまうというときに、「クルル」と鳴きながら他の窓にダッシュしていくのを見たことがあります。見えなくなってしまうとおそらく大変困るのでしょう。

最近youtubeなどの動画で、撮影するカメラに対して猫が、これは何だろう?、おもちゃかな?どうやって遊ぶのかな?遊んでくれてるのかな?よくわからないけど構ってくれて嬉しい。のような感じの「クルル」を聞くこともあります。

困っているけどテンションは高く、楽しいことをアピールする時に出る「クルル」でした。

仲良くしたい時

猫は本能で喧嘩や争いを避ける習性があり、相手に敵意が無いことを示し、仲良くするために「クルル」と鳴くことがあります。

以前、飼っている猫が高い棚の上に登るのが好きで、登った後によく飛び降りていました。飛び降りる時に「クルル」と鳴きながら飛び降りるのですが、着地の際に「ドスン」と大きな音が出るので、驚かせたり、怖がらせたりしないように鳴き声を出していたのかもしれません。「クルル」と鳴くことで、大きい音が出るけど敵意はないから気にしないで、とアピールをしていたのかもしれません。

まとめ

4パターンの「クルル」と鳴くときの気持ちを紹介しました。いずれにしても、テンションが高い時、嬉しい気持ちの時に鳴いているということがわかるので、「クルル」が聞けたら基本的にプラスの感情であると言えます。あとは、状況に合わせて正確に猫の気持ちを判断することが出来れば、なお良いでしょう。