猫の鳴き声は英語で?猫にまつわる面白い英語!
猫の鳴き声は日本では「ニャー」と表現されるけど、英語ではなんて表現されるの?その他の国では?という疑問に対してお答えすると同時に、猫にまつわる面白い英語表現をいくつか紹介しようと思います。
英語や他の言語で猫の鳴き声は?
英語、フランス語、ドイツ語などでの猫の鳴き声をまとめてみました。
- 英語(アメリカ)・・・「mew(ミュー)」
- 英語(イギリス)・・・「meow(ミャウ)」
- フランス語・・・「miaou(ミャォウ)」
- ドイツ語・・・「miau(ミアォ)」
- イタリア語・・・「miao(ミャーオ)」
- ロシア語・・・「Мяу(myau)(ミャウ)」
- 中国語・・・「喵(miao/ミャオ)」
猫の鳴き声表現をまとめてみたところ、全て「ミ」から始まる音で表現されていることがわかりました。日本の猫の鳴き声表現である「ニャー」は、世界でも珍しいことがわかります。もし外国に行ったときに猫に「ニャー」と呼び掛たりすると、外国人は違和感を感じるかもしれません。
三毛猫は英語で?
日本語と同じように英語でも、三毛やトラなど猫の毛の柄模様で呼び方を変えることができます。
三毛猫・・・「calico cat(キャリコ キャット)」
calicoが三毛の動物を指す単語でcatを付けることで三毛猫となります。
さび猫・・・「tortoiseshell cat(トーティシェル キャット)」
さび猫とは、黒と茶色の2色で錆びている様な見た目をした猫です。三毛猫との違いは白がほとんど無いことで、三毛猫と同じ様に黒茶模様を持ち、遺伝的要因からほとんどが雌(メス)となっています。さび猫に白模様を加えると三毛猫になるため、三毛猫をtortoiseshell and white cat(べっ甲と白の猫)と表現することもあります。
トラ猫・・・「tabby(タビー)」
トラのような縞(しま)模様の猫で、黒の模様や茶色の模様以外にも様々な色模様の猫がいます。
ヒョウ柄・・・「spotted cat(スポッテッド キャット)」
spottedは斑点模様の意味があります。
- 黒猫・・・「black cat」
- 白猫・・・「white cat」
猫のスラング英語2種類
英語の猫のスラング(俗語)を2種類紹介します。
kitten(キトゥン),kitty(キティ)・・・子猫
子猫のことをkittenと呼びます。発音に慣れていない子供の場合はkittyと呼ぶことが多いです。似たような発音にマミーやパピーがあり、発音しやすいのでしょう。
pussy cat(プッシーキャット)・・・猫ちゃん
puss,puss,puss(プス)と猫を呼ぶときに使われることが多いです。しかし、「pussy」だけで使ってしまうとスラング(俗語)で女性器を意味するのでおすすめできません。
猫好きを英語で言うと?
猫が好きなこと英語で伝える場合、少し発音を間違えると全く違う意味になってしまうので注意が必要です。
単純に猫という種が好きな場合は英語で「I like cats.」「私は猫が好きです」で大丈夫ですが、もしcatsのsを言い忘れると「I like cat.」「私は猫の肉が好きです」と解釈されるので注意が必要です。(*’▽’)
他には、「ailurophile(アイルロファイル)」猫愛好家、「cat lovers」猫好き、があります。
猫にまつわる英語
猫にまつわる英語のことわざや慣用表現をいくつか紹介します。
cats and dogs・・・猫と犬
「土砂降り」という意味になります。バケツをひっくり返したような猛烈な雨に対して使う表現になっています。猫と犬が大暴れでもしているのでしょうか。(;^ω^)
like cats and dogs・・・猫と犬のようだ
日本でいう「犬猿の仲」目を合わせれば喧嘩するみたいな意味になります。英語圏では猫と犬は仲が悪いことの代名詞として使われているようですね。
live under the cat’s foot・・・猫の足の下で生活している
「奥さんの尻に敷かれている」という意味になります。英語では、かわいい女性を猫に例えることがあるので、かわいくて逆らえない奥さんに踏まれているイメージでしょうか。(?_?)
fat cat・・・太った猫
金持ちや資産家といった意味で使われます。あまり良い意味では使われず、妬みのような意で使われることが多いです。
Care will kill a cat.・・・心配事は猫を殺すだろう。
日本語で言うと「病は気から」のような意味になります。心配事が多く気が病んでしまうと生活習慣が悪くなったり、免疫力が低下したりしてしまうので、たとえ猫であっても良くないことだろう。ましてや人間では。みたいな感じでしょうか。
Curiosity killed the cat.・・・好奇心が猫を殺した。
よくドラマなどで出てくる、「お前は知りすぎた」みたいな感じで使われます。悪事を暴いたところで身を守るすべがなければ自分が危険に晒されるだけということです。プライベートなどの相手が知られたくないことを詮索しすぎることは、相手をとても怒らせてしまう可能性があるという意味ですね。
When the cat is away,the mice will play.・・・猫がいなくなってからネズミは遊びだす。
トムとジェリーでしょうか。(*’▽’) 日本で言う「姑の留守は嫁の祭り」「鬼の居ぬ間に洗濯」のような表現で、天敵がいない間にやりたいことをする、みたいな意味で使われます。
I care not for a man’s religion whose dogs and cats are not the better for it.
「私は犬や猫を大切にしないものを信用しない(リンカーン元大統領)」。自分より弱い相手のことを考えられない人間には権力を持つ資格は無い、といった意味だと勝手に思っています。動物を大切にすることが人(大統領)に信用されるための第一歩といっても過言ではないでしょう。(゚д゚)!
まとめ
以上海外での猫の鳴き声や、猫にまつわる英語表現まとめでした。英語がたくさん出てくる記事になったので、眠くなった人もいるかもしれませんが、記事を最後まで読んだ方は少しだけ英語力が身に付いているかもしれません。(この記事は英語力を上げるためのブログではありません)これを機に、あなたの猫がどんな鳴き声をしているのか聞いてみたり、猫の柄がどのタイプで英語でなんと言うのかなど確かめてみたらいかがでしょうか。