【危険】子猫に置き餌をしてはいけない理由&餌を与えられない時の対策
今回は、子猫に置き餌をするのが危険な理由についてと、どうしても餌を直接与えられない時の対策についての記事になっています。
- なぜ子猫に置き餌をするのは危険なの?
- どうしても餌を与えられない時はどうしたらいいの?
という疑問に答える内容になっています。
置き餌をすると危険な理由と対策、また危険を少しでも減らす工夫なども書いてありますので、気になる方は読んでいって下さい。
子猫に置き餌をしてはいけない理由
子猫に置き餌をしてはいけない理由は大きく分けて2つあります。
1つは、衛生面の問題。2つ目は健康管理の問題です。以下で順番に解説しています。
子猫への置き餌:衛生面の問題
子猫に置き餌をしてはいけない理由として、衛生面の問題があります。
生後2か月頃までの子猫場合では、ウェットフードやふやかしたドライフードを与えている場合が多いと思います。ウェットフードやドライフードは水分を豊富に含んでいるため雑菌が繁殖しやすかったり、ほこりなどのゴミが付着しやすかったりします。
この時期の子猫は、まだ免疫が完全に発達しておらず、ウィルスに弱いので、雑菌が繁殖しやすいウェットフードやふやかしたドライフードで置き餌をするのは非常に危険です。
もし、どうしても置き餌をしなければならないのであれば、細かく砕いたドライフードを与えたり、餌の隣に水分を多めに置いたりするなどの工夫が必要です。
ただし、ドライフードでもゴミは付きますし酸化も進みます。なので、時間が経って残ったキャットフードは処理するようにして下さい。
子猫への置き餌:健康管理の問題
子猫に置き餌をしてはいけない2つ目の理由、健康面の問題についてです。
健康面の問題というのは、子猫が食べたエサの量が分かりにくくなるので、病気や心身の異常を察知するのが遅れる可能性があるということです。
生後約2か月以降の子猫は体が小さいですが、生きるためにたくさんのエネルギーを消費しています。この時期からふやかしていないドライフードを与え始めることが多いのですが、しっかりと食べているか、また一回の食事の量などを確認しておくことで、子猫の体に異常はないか、病気にかかったりしていないかを確認する必要があります。
子猫が食べる食事の量やキャットフードの固さを見ることは、健康を管理する上でとても重要な要素になるので、出来る限り飼い主の見ているところでエサを与えた方が良いことは間違いないです。
しかし、どうしても置き餌をしなければならないのであれば、見てあげられるときにうまく食べられているかをしっかりと確認することや、エサの量を予め測ってからあげるようにするなどを十分注意して行う必要があります。
子猫に餌を与えられない時の対策
出かけたりしてどうしても子猫に置き餌をしなければならない時の対策をいくつか挙げておきます。
出かける前にエサを与えておく
出かける前などの置き餌をする時に、ウェットフードやふやかした餌を予め与えておくことで、置き餌のドライフードを食べなくてもしばらくは空腹を凌ぐことができます。
エサを細かく砕いておく
子猫は歯や消化器官が発達していないため、十分に砕くことで消化を助けようという考えです。そのまま置いておくよりはだいぶ安全になります。
ミルクを置いておく
置き餌として栄養価の高い猫用のミルクを置いておくというのも手です。猫用のミルクは栄養価が高いため、しばらくは空腹を凌ぐことが出来るでしょう。こぼさないようにしっかりと固定したり、足が入らないようにした注意して置きましょう。
ペットホテルを利用する
ペットホテルに預けるのも一つの手です。料金は掛かりますが一番安全な方法ではあるでしょう。ペットホテル以外にも、ペットシッターや知り合いに頼むなどもありです。